今回紹介するボードゲームはこちら!
タイルを積み重ねてピラミッドを作る立体タイル配置ゲーム『ピラミドミノ』です
X(Twitter)上で「出版社当てクイズ」として話題になっていたので、気になっていた方も多いんじゃないでしょうか?
2024年4月5日に発売なんですが、先行販売で購入して面白かったので紹介していきますね!
- どんなゲームなのか
- ルール説明
- 実際に遊んだ感想
この辺をくわしく紹介していくので、気になっていた方は参考にしてみてください!
プレイ人数は2~4人、プレイ時間は45分ほど
遊ぶ人数によってプレイ時間が前後します
人を選ばず楽しめそうなボドゲでした!
『ピラミドミノ』ってどんなゲーム?
『ピラミドミノ』は、名前の通りドミノ型のタイルをピラミッド状に積み重ねていく、立体のタイル配置系のパズルボードゲームです
1ラウンド目は1層目、2ラウンド目は2層目……という感じで、全部で4ラウンド、4層のピラミッドを作っていきます
ラウンドが進むほど上に重ねていくドミノタイルの数が減っていくので、
先のことを考えたり、軌道修正できる道を残して置いたり、といったプレイ感がかなり好みでした!
ルールもシンプルでわかりやすく、初心者の人にもおすすめしやすいボードゲームです
遊び方の説明もしていきますね!
『ピラミドミノ』のルール説明
ゲームの準備
4人プレイのセットアップをしたらこんな感じ
90枚あるドミノタイルを混ぜて、まずは3枚よけておきます
残りのドミノタイルを同じぐらいの枚数になるように、表向きのまま4つの山札をつくります
山札の間にくるように、よけておいた3枚のドミノタイルを表向きに並べます
これでタイルの準備は完了
あとは1マス分の再塗装カードを3枚と、宝飾マーカー6つを各プレイヤーに配ったら準備完了!
ゲームの流れ
ゲームの流れは4ステップ
- ドミノを選んで配置
- 宝飾マーカーを設置
- ブロックの再塗装
- ドミノの補充
の流れになっています
1.ドミノを選んで配置
自分の手番になったら、山札の手前に並んでいる3枚のドミノタイルの中から1枚選び、自分のピラミッドを建設していきます
1ランドではピラミッドの1層目を、4×5の長方形になるように配置していきます
1枚目はどこに置いてもいいんですが、2枚目以降はすでに配置済みのドミノに隣接するように置きます
なるべく同じ色のブロックがつながるように配置するのがよくて、上手く配置できると高得点につながります
くわしくは得点計算のところで説明しますね
一度配置したドミノは動かせないので注意!
ピラミッドの2層目は2ラウンドで配置していくので、1ラウンド目ではまだ上には乗せません
2.宝飾マーカーを設置
今配置したドミノに宝飾アイコンが描かれていれば、手元に残っている同じ形の宝飾マーカーをドミノの上に設置します
ドミノの両ブロックに宝飾アイコンが描かれている場合は、どちらか1つだけに宝飾マーカーを設置します
手元に設置できる宝飾マーカーが残っている場合は、必須で設置しないといけません
宝飾マーカーもドミノと同じで、一度設置したら動かせません!
3.ブロックの再塗装
今の手番で配置したタイル、かつ宝飾マーカーを設置していない側のブロックの色を再塗装することができます
再塗装カードは表裏で違う色になっているので、好きな面を上にして設置できます
このとき、再塗装カードの宝飾マーカーが未設置の場合は上に置かないといけません
4.ドミノの補充
「1.ドミノを選んで配置」で取った位置にドミノを補充します
取った位置の左右どちらかの山の上から1枚選び、補充します
ドミノの補充まで済んだら、次のプレイヤーに手番が移ります
これをラウンドが終了するまで繰り返していきます
ラウンドの終了
ピラミッドの1層目が完成したら、ラウンドが終了します
1層目は4×5マス、ちょうどドミノタイル10枚分です
1ラウンドごとに得点を計算していき、全部で4ラウンドやって点数を競う、という感じ
得点の計算方法
1ラウンド目の得点計算
どのラウンドも基本的には同じ計算方法なんですが、1ラウンド目がわかりやすいので説明していきますね
6色ある宝飾マーカー、それぞれで得点計算をしていきます
例えば水色の宝飾マーカーの場合だと、隣接してつながっている水色のブロックを全部見て、そのエリアに描かれている宝飾アイコン1つにつき1点獲得します
同じように黄、緑、赤、青、茶色、全色の宝飾マーカーが置いてあるエリアの宝飾アイコンを数えて得点計算をしていきます
点数はどの色でも同じ1点なんですが、ボーナスとして今回アイコンの数が最も少ないエリア1つだけ、得点が倍になります
今回の場合でいうと、茶色が一番低い1点なので、茶色は1点+ボーナス1点の計2点として計算する、というような感じです
得点を数え終わった宝飾マーカーは、ピラミッドの上から手元に戻します
全プレイヤーが全色の宝飾マーカーの得点計算ができたら、点数シートに書き込んで次のラウンドに移ります
2ラウンド目以降の得点計算
ピラミッドの2層目からは、十字に描かれている部分にドミノを配置して、一回り小さくなるように建設していきます
タイルの枚数でいうと
2層目は6枚、3層目は3枚、4層目は1枚になります
一回り内側に配置していくんですが、下の段に見えている部分のドミノは隣接しているものとみなします
この場合でいうと、2層目の赤だけなら4点だけど、1層目に見えてる部分が3点あるので、合わせて7点という感じです
3,4ラウンドも同じように下段に見えているドミノは隣接しているものとして得点計算していきます
次のラウンドの準備
得点計算の済んだ宝飾マーカーはピラミッドから手元に戻します
全プレイヤーの得点計算が終わったら、今回のラウンドで一番点数の少なかったプレイヤーから次のラウンドを開始します
4ラウンド繰り返していき、最終的に得点の一番多いプレイヤーが勝利です!
実際に遊んだ感想
最後の1枚がめちゃくちゃ大事!
全部で4層のピラミッドを作っていくんだけど、最後の4層目はドミノタイルを1枚だけしか置けないんですよね
この1枚のために1~3層をどう重ねていくかがめちゃくちゃ重要なんです!
最後の1枚だから下の層と絡めて高得点を狙っていきたいんですよ
かつ、再塗装カードも使って2つ目の宝飾マーカーでも高得点を狙っていきたい気持ち!
だからといって1~3ラウンドを捨てて4ラウンドだけ高得点を取れれば勝てるってワケじゃないので、
途中でもしっかり点を取りつつ、ラストもきっちり高得点を狙っていくってのがめちゃくちゃ大事!
まぁみんなラストは大きく狙いたいからそんな簡単にはいかないんですけどね
でもそこが面白い!!
立体にするタイル配置って珍しいね!
タイル配置のボードゲームで上に重ねていくっていうのはあんまりないよね~!
隣接させながら広くばーって置いていくのがほとんどだけど、上に重ねながら下に配置してるタイルとの影響も考えていくのは良くできてるなぁ~って感じました
この重ね方もけっこう面白くて、ドミノ1枚分じゃなくて1/4に区切った一回りだけ小さくなるのがミソな部分なんですよ
1層目だと離れてるのに、2層目の置き方によっては上段を経由して上手くつながることもあって、
「立体的なタイル配置だとこんな動きができるのか……!」
って軽く感動しました
山札が見えてるのが良いね!
補充先の山札が表向きになっているので、他のプレイヤーのピラミッドを見ながらどのドミノにするか選べるのが良い!
自分の得点につながるドミノにするのか、相手が取りたくないドミノにするのかで悩むのが楽しい
山札が裏向きだと運まかせになっちゃうけど、表向きの山札から選んで補充するってのがちゃんと考えるポイントになっていて好き!
『ピラミドミノ』レビューまとめ
ピラミッドを作っていく立体タイル配置ゲーム『ピラミドミノ』のルール説明&レビューでした!
ルールはわかりやすい、けどしっかりと悩めるポイントがあるっていうのが遊びやすくて良いですよね
ボードゲームをあんまりやったことないなーって人にもおすすめです
プレイ時間も1時間しないぐらいで手軽に遊べるので、ボードゲーム会とかでも活躍しそうな感じです!
最後の1枚がバッチリ決まったときの達成感と立体タイル配置の楽しさを味わってもらいたいので、ぜひ遊んでみてください!
あとね、買ってからタイル抜きしたあとのフレームは、内箱の下に入れておくと片付けしたときに縦置きでもタイルがバラバラにならないから、捨てずに入れ込んじゃうのがおすすめです
2024年4月5に発売されるので、面白そうだなと思ったらぜひ遊んでみてください!
購入できるところのリンクを貼っておきますね!