【レビュー】『NAISHI-内侍-』|2人専用のビルディング対戦ボードゲーム
こんにちは、ゆじです
今回紹介するボードゲームはこちら

「相手を出し抜く快感に、思わずニヤリとしてしまう」
そんな2人専用の対戦ボードゲーム『NAISHI-内侍-』です
ゲームジャンルは「タブロービルディング」
……って、急に言われても「なにそれ?」ってなりますよね
わかります
ぼくも最初は「ビルディングはわかるけど、タブローってなんだよ!」と思ってました
タブローというのは、「一覧表」や「絵画」を指すフランス語なんですよ
簡単にいうと、自分の場(タブロー)にカードを並べて、自分だけの最強の陣形を作り上げていくゲームのこと
有名どころでいうと『ウイングスパン』とかがちょっと近い感じですね
この記事では
- どんなゲームなのか
- ルールの説明
- 実際に遊んだ感想
この辺をくわしく紹介していきますね
プレイ人数は2人専用、プレイ時間は20分ほどです
2026年5月23、24日に開催される
ゲームマーケット2026春で『NAISHI-内侍-』を先行発売します
エリア80-JELLY JELLY GAMESのブースにて、発売や試遊ができるので気になる方は要チェック!
『NAISHI-内侍-』ってどんなゲーム?

『NAISHI-内侍-』は2人専用の対戦ボードゲームです
自分の場に5枚、手札に5枚、合計10枚のカードの組み合わせや並び方で点数を競います
冒頭に紹介した“タブロービルディング”というジャンルのゲームで、ボードゲームに慣れている人には
エンジンビルドの一部と思ってもらえればわかりやすいかも
わかんない方でも、この記事でくわしく紹介するのでご安心を!

12種類のカードがあるんですが、その全部で点数になる条件が違ったり、どこに置くかが重要だったり、ただ持っているだけじゃなく、どう配置するかがめちゃくちゃ重要になっています
じっくり悩んで楽しみたい、何回遊んでも楽しめる、そんな2人用ボードゲームを探している方におすすめです
どういう風に遊ぶのか、くわしいルールを説明していきますね
『NAISHI-内侍-』のルール説明
ゲームの準備

ゲームの準備をしたらこんな感じ
まずは真ん中の「発展カード」の準備から

「発展カード」をシャッフルし、6枚ずつ5つの山にして両プレイヤーの間に置きます
その後、各山札の一番上のカードを表向きにします
残った「発展カード」を裏向きのまま2枚ずつ配り、内容を確認した後に1枚ずつ交換します

次に「山カード」を自分と相手の場に5枚ずつ表向きに並べます
残った「山カード」を3枚ずつ配り、さっきの「発展カード」2枚と合わせて、合計5枚を手札として持ちます
このゲームでは、場のカードや手札のカードの位置を自由に並び替えることができません
のでね、手札の5枚も受け取ったときにシャッフルして、順番を並び替えないで持っておきます
この自分の場のカード5枚と手札の5枚、計10枚のカードを自分の領地と呼びます
カードスタンドがあった方が遊びやすいよ

山札、場のカードの横に3枚の宮廷カードを、絵がつながるようにして並べます
スタートプレイヤーに黒い使者トークンを2つ、もう一方のプレイヤーに白い使者トークンを2つ配れば準備完了!
ゲームの流れ
自分の手番になったら、
- 領地を発展させる
- 天皇からの命令を受ける
- 使者トークンを手元に戻す
- ゲームの終了を宣言
4つのアクションの中から1つを実行します
順番に説明していきますね
1.領地を発展させる

自分の場、もしくは手札のカードから1枚選び、捨て札にします
捨てたカードと同じ位置にある山札のカードを空いた場所に加えます
カードを取った山札の一番上のカードを表向きにします
この「領地を発展させる」アクションの前後に、空きマスがあれば使者トークンを1つ使うことで2種類の特殊な追加アクションを行うことができます
追加アクション:山札のカードの更新

2つの異なる山札から表向きになっているカードを捨て札にし、両方の山札から新しいカードを公開します
狙いのカードが出るまで山札を回したり、相手が狙っていそうなカードを捨て札に送ったりできます
追加アクション:カードの入れ替え

カード2枚の位置を入れ替えます
入れ替えられる対象は
- 山札の表向きになっている2枚のカード
- 自分の場の2枚のカード
- 自分の手札の2枚のカード
- 自分の場のカード1枚と、同じ位置にある自分の手札のカード1枚
この4パターンのうちのどれかです
2.天皇からの命令を受ける

このアクションでは、宮廷カードの真ん中に使者トークンを置くことで
- 自分の手札と同じ位置にある、相手の手札を交換する
- 自分の場と同じ位置にある、相手の場のカードを交換する
のどちらかができます
自分と相手のカードを強制的に交換させる強力なアクションなので、打つタイミングがめちゃくちゃ重要!
ただし、このアクションができるのはゲーム中を通してどちらかのプレイヤーが1回だけ
つまり、早い者勝ちなんです!
しかも使った使者トークンは戻ってきません
このアクションを使ったプレイヤーは、以降のゲームを使者トークン1つでプレイすることになります
この「いつ、どっちが抜くか」の読み合いがめちゃくちゃヒリつくんですよ!
3.使者トークンを戻す

「1.領地を発展させる」の追加アクションで使用した使者トークンを自分の手元に戻します
実際に遊んだところ追加アクションを結構使ったので、使者トークンを戻すのに1手番使うもどかしさが絶妙!
前述の「2.天皇からの命令を受ける」アクションで使った使者トークンは戻ってこないので注意!
4.ゲームの終了を宣言する

山札が1つでもなくなっていたら、ゲーム終了を宣言できます
ゲーム終了を宣言したら、相手プレイヤーが最後にもう1手番行い、ゲームが終了します
「自分の陣形はもう最強! これ以上いじると逆に点数下がるわ!」ってタイミングで、相手に最後の一手を許してでも逃げ切る、というアクションです
ゲームの終了条件はこのアクションの他にもう1つあるので説明しますね
ゲームの終了条件
ゲームの終了条件は
- 「ゲームの終了を宣言する」アクション
- 山札が2つなくなる
の2つの条件があります
「ゲームの終了を宣言する」アクションの場合は、もう一方のプレイヤーが最後に1手番行い、ゲームが終了します
山札が2つなくなった場合は、2人の手番数が同じになるよう調整してゲームが終了します
つまり、黒プレイヤーが山札をなくした場合は白プレイヤーがもう1手番行い、
白プレイヤーがなくした場合はその手番でゲームが終了します
点数計算

12種類のカードそれぞれに点数の項目があるので順番に計算していきます
点数計算シートがこんな感じであるので計算しやすいのが嬉しい!
カードの説明とかずらーっと書いちゃいますね
山(白)

自分の領地内にある山の数が、1枚なら5点、2枚以上なら-5点となります
内侍(桃)

自分の場の中央にあれば12点、手札の中央にあれば8点となります
参議(紫)

手札でも場でも、端なら2点、中央なら3点、端と中央の間なら4点となります
さらに、隣接している内侍1枚につき追加で4点となります
砦(茶)

自分の領地内の角にある砦1枚につき、6点となります
見張り(緑)

隣接する見張りがいない場合、1枚3点となります
さらに、隣接する砦1枚につき追加で4点となります
鳥居(赤)

自分の領地内にある鳥居の数が、1枚なら-5点、2枚なら0点、3枚以上なら30点となります
僧侶(橙)

手札にある場合、5点となります
さらに、隣接する鳥居1枚につき追加で2点となります
田園(黄)

田園同士が隣接している場合、2枚で10点、3枚で20点、4枚以上で30点となります
グループごとに計算するので、2枚と3枚で離れたグループの場合は計30点となります
旗(空)

自分の場にある場合、1枚なら3点、2枚なら8点となります
手札にある場合は点数になりません
騎馬兵(紺)

手札にある場合、3点となります
さらに、同じ位置の場に旗がある場合、追加で10点となります
浪人(青緑)

自分の領地内にある、山と忍者以外のカードの種類に応じて点数を得ます
8種類なら8点、9種類なら15点、10種類なら45点となります
忍者(黒)

ゲーム終了時、自分の領地内にある人物カードとなり、その得点条件をコピーします
実際に遊んだ感想
ビルドしながら妨害していく悩ましさが面白い

お互いが「ぼくの考えた最強の陣形」を目指してカードを取っていくので、
(このカードを取ったってことは……あのカードを狙ってるかも……)
というのがわかるから、使者トークンを使って山札のカードを捨てたり、場所を入れ替えてカードを取ったり、みたいに立ち回っていきます
使者トークンは自分の点数を伸ばすのにも、相手の妨害にも使えるから使いどころが悩ましいんですよ
使い切っちゃうとトークン回収にも1手番使っちゃうしね
相手がこう動くなら自分はこう動こうかな、みたいなのが常に3パターンぐらい見えるから、どう立ち回っていこうかなっていう悩ましさが面白かった!
「天皇からの命令を受ける」アクションのタイミング

この「天皇からの命令を受ける」アクションが良い味出てるんですよ〜
お互いのプレイヤーどちらかで1回しか使えないっていうのが良いですよね〜
内侍みたいにわかりやすく強いカードを取ると取られちゃうし、かといって安易に使っちゃうと使者トークンが減っちゃうし……
アクションを打つタイミングがめちゃくちゃ重要!
使者トークンが1個減るというデメリットを抱えるけど、それでも強いアクション!
タイミングを誤ると展開がひっくり返るというヒリつきがたまらない!
初期手札2枚をいかに欺くかが面白い

場に5枚、手札に5枚の計10枚だし、どのカード取るのかも見えているので、相手が持っているカードを覚えやすいんですよ
なのでカードの効果がわかってくると
「あの位置に置いてるってことは、あのカード持ってんな〜」
「じゃあこのカード欲しがってるんじゃないか?」
みたいなのが結構見えてくるんですよ
そうなってくると
内侍に見せかけて忍者だった、みたいなプレイが刺さったときによっしゃー!となるんですね
ちょっと遊んだことない人にはどういうことか伝わらないと思うんですが、遊んだら意味がわかると思います
ぜひね、遊んでみてこの快感を体験してみてもらいたいですね
『NAISHI-内侍-』まとめ

2人専用の対戦ボードゲーム『NAISHI-内侍-』の紹介でした!
カードの効果もアイコンで直感的にわかるし、TCGがあんまり得意じゃないな~って人でも遊びやすいのが良いですね
ルールはわかりやすいけど重厚なプレイ感が楽しめるので、『バトルライン』とかが好きな人は結構気に入りそう!
一般販売は6月予定なんだけど、今回はご紹介ということで先行で遊ばせていただきました!
2人用のボードゲームでいろいろ遊んで、「それなりにしっかり考えるゲームもやってみたいかも!」という人にはめちゃくちゃおすすめしたいゲームなので、ぜひ遊んでみてください!
2026年5月23、24日に開催される
ゲームマーケット2026春で『NAISHI-内侍-』を先行発売します
エリア80-JELLY JELLY GAMESのブースにて、発売や試遊ができるので気になる方は要チェック!
